呼吸器内科について
長引く咳や息切れで
お困りの方はご相談ください
呼吸器内科では、気管支、肺などを中心に診療いたします。咳がなかなか止まらない、痰がよく出る、ちょっと歩くと息苦しくなる、胸のあたりが痛む、睡眠中に呼吸が止まるなどの症状がある方はお気軽に当院までお越しください。
CONSULTATION
こんな場合はご相談ください
- なかなか治らない咳
- 息をするとゼーゼー・ヒューヒュと音が出る
- 痰がからむ
- 息苦しくなる
- 胸部レントゲンで異常を指摘された
- 胸が痛い
- 睡眠中に呼吸が止まる
- 日中に眠気を感じる
代表的な疾患
気管支喘息
気管支喘息は、気管支が炎症を起こし収縮しせまくなることによって、咳や痰、喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)、呼吸困難といった症状が出ます。ほこりやタバコ、ストレスなどのわずかな刺激でも発作を引き起こす可能性があります。喘息の治療は、発作を予防するための気道炎症の治療が中心となります。
喘息診療実践ガイドラインでは、喘息を疑う患者さんに対する問診において、大項目として、喘鳴、咳、痰、息苦しさ、胸痛があることに加え、小項目(15項目)のうちいずれか1つ以上あれば喘息を疑うとしています。
チェックリスト
※引用:喘息診療実践ガイドライン2024/日本喘息学会作成
当院の検査
肺機能検査
「スパイロメーター」と呼ばれる機械を使って息を吸う力や吐く力を測定し、肺や気道に病気がないかを調べる検査です。
呼気NO検査
呼気NO検査は、気道中の炎症を見る検査で、喘息や咳喘息の診断だけでなく、既に喘息と診断された方の炎症コントロールをみる指標としても有用です。検査は10秒間一定の速度で息を吐くことで測定します。
COPD 慢性閉塞性肺疾患
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、タバコの煙を主とした有害物質を長期的に吸い続けることによって肺の構造が壊れてしまい、息切れ、呼吸困難などの症状が起こる疾患です。
現在では全身の病気であると考えられていて、心臓病、不整脈、骨粗しょう症、動脈硬化、低栄養などのさまざまな病気を起こすといわれています。咳や痰などの症状があるにもかかわらず、COPDであると診断されておらず適切な治療が受けられていない方も多いため、早期発見が重要です。
チェックリスト
- ✓40歳以上
- ✓喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)がある
- ✓喫煙者もしくは以前喫煙していた方
- ✓階段を登るだけで息切れする
- ✓1日に何度も咳や痰が出る
- ✓かぜをひきやすい、またなおりにくい
当てはまる方は注意が必要です
40歳以上
喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)
喫煙
息切れ
当院の検査
肺機能検査
「スパイロメーター」と呼ばれる機械を使って息を吸う力や吐く力を測定し、肺や気道に病気がないかを調べる検査です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。十分な睡眠が得られないことによる日中の眠気や、集中力の低下、倦怠感など、私生活に悪影響を及ぼすこともあります。きちんと治療を行わなければ、交通事故や高血圧・糖尿病、心疾患や脳卒中などを引き起こす確率も上がります。
ひどいいびき・睡眠中の呼吸停止を指摘されたことがある場合はお早めにご相談ください。
チェックリスト
- ✓大きないびきをかく
- ✓「睡眠中に呼吸が止まっていた」と指摘されたことがある
- ✓昼間、眠くなることがある
- ✓朝起きた時、疲れが残っている感じがある
当てはまる方は注意が必要です
肥満
(メタボリック)
下顎が小さい
若い時より
体重が増えた
メタボリック
症候群
当院の検査
アプノモニター
寝ている間の無呼吸の回数や血液中の酸素飽和度を調べる検査で、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある時に行います。機械をご自宅に郵送しご自分でセッティングして就寝していただきます。痛みなどはありません。
舌下免疫療法について
アレルギー症状でお悩みの方は
当院までお気軽にご相談ください
舌下免疫療法を含むアレルゲン免疫療法は、アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし症状を和らげ根本的な体質改善することを期待できる治療法です。
原因となるアレルゲンを用いて行う治療法のため、原因となるアレルゲンを確定する必要があります。
当院では、「スギ花粉」と「ダニ」を原因とするアレルギー鼻炎に対して、治療薬を舌の下に置く舌下免疫療法を行っています。効果を実感できるまでの期間は個人差がありますが治療開始から数ヵ月で効果が現れ始め、治療を継続するにつれて効果が高まる傾向にあります。そのため治療期間は3~5年間が推奨されています。
高山病予防外来(ダイアモックス)
高地へ旅行される方
・高い山に登る方へ
標高2,500m以上(70歳以上の方は標高2,000m以上)の高地では急性高山病の危険が潜んでいます。標高2,400mで約10%、2,700mで約25%、4,000mで約50%の高山病発症の報告があるといわれています。
循環器・呼吸器に持病のある方やハイペースになりやすい若年層に多いとされていますが、登山ではなく観光目的でも高山病の発症の可能性はあります。
当院では、高地への旅行や登山を計画されている方に対して、高山病予防薬であるダイアモックスを処方しています。
※自費診療となります。
高山病の症状
気圧の低下に伴って体に酸素が不足し、うまく順応できずに起こる症状です。頭痛、吐き気、不眠、脱力感がみられますが、重症の場合は高地肺水腫や高地脳浮腫が起こり、息切れ、チアノーゼ、昏睡状態などが現れ、死に至る場合もあります。
高山病の予防
ダイアモックス®を1日2回内服し予防します。(高地に登る前日から到着後3日後までの4日間)
ダイアモックスの費用 ※自費診療
診察代(初診料含む)+薬代4日分(660円) | 3,570円 |
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